Vocrowdでミュージシャンは飯が食えるのか

      2016/05/19

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今やクリエイティブな人々の生命線ともなりつつあるクラウドサービス。

簡単に説明すると、おもしろいアイデアを思いついて、ネットで「これどう?面白そうなら投資して!」というと、「いいね!」と賛同する人がお金を払ってそれを実現させる、というもの。

テクノロジーの分野ではKicksterterなど、世界的に一般的になりつつある。

音楽界でも、ロックバンドのTheラブ人間が、クラウドファンディングで新アルバム制作の資金を募って、結果目標資金の2倍近くのお金が集まったり、kilkの森氏がヒソミネに継ぐ新たなプラットフォームとして、bekkanというカフェの開業資金を集めたりと、新しいビジネスモデルとしてかなりの可能性を見せている。

そんなクラウドファンディングで、ミュージシャンに特化したサービスが始まった。

電子音楽家が脚光を浴びる日も近いかもしれない。

Vocrowd

それがVocrowdというサービスだ。

Vocrowdは、『苦手な制作工程の一部を依頼したい人』と、『自分の得意なスキルを提供したい人』をマッチングするサービス。具体的には、歌唱、作曲、編曲、作詞を中心に、MIX、イラスト、映像にまで及ぶ。

曲作りは出来ないけど歌はうまい人や、クソみたいに音痴だけどトラックは作れる人には持ってこいの仕組みである。

登録に審査はなく、誰でも利用することができる。

現状ではアマチュアやセミプロを中心に、フリーのボーカリスト、コンペに応募している作家、同人音楽で活動している方、中にはメジャー経験があるようなプロのユーザーも登録しているそうだ。案件は幅広く、無料のものから数万円の案件も成立している。

メジャーデビュー=夢じゃないよね

音楽で飯を食う=メジャーデビュー。

この構図、未だに意識してる人どのくらいいるんだろうか。

音楽家もライフスタイルが多様化してるのは周知だろう。

toe然り、downy然り。音楽家が音楽だけ知っていればいい時代はとっくに終わっているのだ。

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食えるの?

かと言ってクラウドじゃ一般的には食えないだろう。

実力のあるセミプロみたいなトラックメーカーが話題のひとつとしてTwitterで自慢する程度じゃなかろうか。

マスタリングにしても、現時点ではネットで人に頼むよりもオンラインで勝手にマスタリングしてくれるLANDRの方が便利だと思う。

しかし、歌い手やテクノのオケしか作れないような人には便利かも。

YouTubeやニコニコの音楽部門に拍車がかかりそうだ。

でもまぁ、食えないよね。

でも希望は見える。

どんなカタチかは分からないが、誰かが画期的なアイデアを出す日も近いだろう。

頭のいい人たちよ、頑張って下さい。

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